佐渡島の魅力

佐渡は、暖流と寒流の交わる島

佐渡島と言えば何と言っても豊富な「海の幸」。

四方を海に囲まれ、北から南下する寒流「リマン海流」と、南から北上する暖流「対馬海流」が交差する潮の目に位置する佐渡島。様々な魚が絶えまなく回遊する佐渡沖は、日本の中で有数の漁場と言われています。

日本海の荒波にもまれて身の引き締まった魚は年間通じて豊富な種類の魚が獲れ、寒ブリ、本マグロ、ハチメ(メバル)、真鯛、イカ、アジ、カレイ、ヒラメ、オコゼ、真鱈、カワハギ、ハタハタ、のど黒、トビウオ、南蛮エビ、本ズワイガニ、黒アワビ、サザエ、岩ガキ、バイ貝と・・・、と種類が豊富です。そんな恵まれた環境の佐渡島では獲れない魚介類はないと言われています。

海藻も豊富な島です。

大佐渡・子佐渡の2つの山脈から豊かな水が海へ流れ込み、その水を養分として育った佐渡の海藻。わかめ、ながも、銀葉草、あらめ、もずく、めかぶ、岩のりと・・・魚類も豊富ですが、海藻も豊かな佐渡島です。

自然豊かな佐渡島

世界農業遺産GIAHS(ジアス)に認定された佐渡島

GIAHSとは、次世代へ継承すべき重要な農法や自然景観、生物多様性などを有する地域を認定する制度で、国連食糧農業機関(FAO)が2002年からはじめたプロジェクトです。
佐渡はトキの野生復帰を目指す中で、行政と米生産者が一体となり、減農薬・減化学肥料などの農法を行ってきました。こうした取込みが評価され、「トキをはじめ多様な生き物が沢山暮らす佐渡の里山」は、日本で初めてGIAHSに認定されました。

寒暖両系の植物境界線38度上の佐渡島

佐渡島は、植物の境界線とされる北緯38度線が島の中央を横切ることから、日本の南限と北限の植生が分布する珍しい島です。この環境から、四季折々に多くの山野草や高山植物を観賞することができ、「花の島」または「日本の縮図」とも呼ばれています。また佐渡島には食害をおよぼす大型動物(鹿など)がいないことで、花数が年々増えつづけています。特に早春から6月にかけての花は見事です。

特異な文化と歴史が現在の暮らしの中に息づいています。

佐渡島には中世より、世阿弥をはじめとする政治的に犠牲になった貴族や文化人が多く流されてきました。また、北前船の通り道、金山開発の島として発展したことで、独自の文化が形成されている。能楽師、金山奉行・大久保岩見守長安(いわみのかみながやす)が推した「能」はその代表で、現在も佐渡には30もの能舞台が残っています。

集落ごとに神社の祭礼の際に奉納される伝統芸能「鬼太鼓(おんでこ)」は、農村部では五穀豊穣を願い、田植えが行われる4月の春祭り、収穫が始まる9月の秋祭りに舞うことが多いです。